週刊少年ジャンプ 2019年46号感想
週刊少年ジャンプの感想をまとめていきます。ちょっとずつ消化のペースを速めていこう。
将棋、ラグビー、忍びが最下位常連となってきてしまった。
忍びは1話にあったようなエログロでニヒルな路線で描けば、人気が出ると思うのにだんだん変な方向に行くなぁ。
今号でハイキューは第一部完みたいになりました。3年生は卒業して、ヒナタは数年後ブラジルへ?突拍子もない展開ですね。海外チームへ加入路線なんだろうか。
週刊少年ジャンプ(46) 2019年 10/28 号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/10/12
- メディア: 雑誌
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- 表紙 僕のヒーローアカデミア
- 鬼滅の刃 第178話 手を伸ばしても手を伸ばしても
- Dr.STONE 第125話 三次元の決戦
- 夜桜さんちの大作戦 第8話 3分
- 約束のネバーランド 第154話 突破口
- ぼくたちは勉強ができない 第131話 時に彼らの[x]は柔軟たるモノである
- ミタマセキュ霊ティ 第07話 名探偵コジメ
- ジャンプギャグ祭り
- アクタージュ 第85話 開戦
表紙 僕のヒーローアカデミア
- アニメも継続中の僕のヒーローアカデミアが表紙です。
- インターン、オーバーホール戦なので、デクに加えて、アニメのメインキャラが表紙を貼ります。
- 漫画のほうは、新興宗教とヴィラン連合のバトルが終わって、ようやくヒーロー側の視点から物語が進むようですが、人気を取り戻せるかな。
- 基本的に愚直なまでにまっすぐな正義感と、それを貫けるだけの力がないデクの努力を魅せる漫画だと思っているので、この辺りが描かれないと人気は下がるかと。
- 挽回できるのかどうか、もう少し待ちます。
鬼滅の刃 第178話 手を伸ばしても手を伸ばしても
- 継国縁壱と巌勝兄弟のエピソードの続きです。鬼になった経緯が描かれていきます。
- 剣技を極めたいと思う余り鬼になってしまった厳勝こと上弦の壱、黒死牟ですが、ついに滅びを迎えました。肉体は塵になって、残ったのは縁壱の笛のみです。
- 縁壱に憧れが強すぎる点を無惨につけ込まれて、厳勝も歪んでしまった。鬼は悲しい生き物的な描写で幕引きです。
- こいつは無惨側の最後の幹部なのだから、悪党に描いても良かったと思うのですが。。。次回からは最終バトルに進んでいくのだろうか。貯まっているので早く読まねば。
Dr.STONE 第125話 三次元の決戦
- 敵さんが持つ石化武器にメデューサというルビが振られました。メデューサってゴルゴン三姉妹の末っ子だろ、ゴルゴンのがいいのではと思います。
- そういえばドラえもんにもゴルゴンの首という名前で、石化光線を発する秘密道具が出てました。こっちは自走式兵器に近いですが。。。きっと同じ仕組みで人を石化させるに違いないとか思ってみたり。
今週ではドローンと、ドローンで石化装置をキャッチした後綱引きするためのワイヤーと、顔を隠すためのフードを作って、来週から決戦となる模様。相変わらずこのような準備の週は展開が早いですね。読者を飽きさせません。
それにしても綱が麻縄などではなくカーボン製だったり、それに現代のドローンもジャイロが載っているのかな、一般人では知らないような知識が出てきましたね。現代より少し前の科学知識があれば理解できたのに、ホントに漫画ではなく現在のモノもそうなっているのだろうかと考えさせるレベルの科学知識が出てきています。
- これを読んだ小学生が自由研究とかで題材にすると面白いですが、ジャンプの読者層って中高生から大人が多いみたいだからなぁ。**私の時代は、小学校2年ぐらいからジャンプを読んでたと思うのですが。
- さて次回は決戦なのかな。積んでしまっているのをさっさと読んでいこう。
夜桜さんちの大作戦 第8話 3分
- フラワー便の人と主人公の太陽とのバトルですが。。。うーん、トンデモ展開で、つまらなくなってきた。
- そもそも園芸用はさみって、下みたいなやつだぞ。お前の持っているのはどう見ても散髪用だろう。
- クライムエッジを参考にしたけど、スキばさみだとマンマだから普通の刃のハサミにして、散髪用から園芸用に変更したというところかなぁ。
- それに、はさみにワイヤを巻き付けてガードするのはいいとして、一瞬でハリガネみたいので一瞬で目釘破壊、はさみの外刃と内刃を分離なんてできないだろ。何コマかとんでないか。
スズラン、スイレン、アジサイ、スミレ、ツツジ、ヒガンバナから人をかすっただけで麻痺させるだけの毒が作るとあるのですが、本当だろうか。毒草としてメジャーなトリカブトやチョウセンアサガオのがわかりやすいと思う。
うーん、ピンチからの逆転劇もあまり面白くない。なかなか困ったもんだ。家族との友情も描かれないし、主人公の努力の場面も大して無いし。。。鬼滅の刃みたいに修行のエピソードも何回か挟めば良いのに。
約束のネバーランド 第154話 突破口
- ノーマンが本音を吐露、ラムダメンバが長くは生きられないことが仲間に知れ渡りました。ノーマンは自分は特別だから大丈夫だと嘘をついていたみたいですね。こいつは本当に周りを安心させるためならば、自分の命すら簡単に投げ出すタイプだな。宮沢賢治作品のような。
- そして解決策を模索するエピソードを挟むかと思っていたら、そういうことはなく、狩庭のゴールディポンド編から登場したアダムがラムダ出身なのに死の発作が起きていないことから、アダムの体から発作に対する薬が作れるのではないかとの展開です。
- これで人間側の問題はすべて解決なのかな、後は鬼がある程度平和に暮らせるように対処して、約束を使って人間の世界に渡る流れですかね。
- もう少しラムダメンバとの確執を描いてもよかったと思います。このような人間関係を描くところに注力してほしいのですが、クライマックスだから盛り上がったまま勢いで進めることが優先なのかなぁ。
- 今週のラストで弱点であるはずの眼をなくした女王が、また襲いかかってきました。鬼達とのバトルはまだ続くのかなぁ。隠れ家を襲撃してきたピーター・ラートリー家の一族が黒幕のはずで、こいつとの知能戦を早く始めてほしい。
ぼくたちは勉強ができない 第131話 時に彼らの[x]は柔軟たるモノである
- 今週の副題には、そんな難しい言葉はでてきませんでした。
- 理珠さん回のようです。コマを縦にぶち抜いてのびをする理珠さん。ブラウスのボタンの具合が読者の興味を引きつけます。
- ボタンがはじけるまでストレッチをする理珠さん、ちょっと無理がある展開だろうか。
- 仲良く帰宅の途につく二人です。成幸争奪戦に向けて牽制が見られますが。先輩はきっと胸に納めたまま終わりなんだろうな。表だって相談戦に参加してくるキャラではないし。
- コメディ回かと思っていたら、心の有り様を女性同士で語り合う、良いシメ方でした。
ミタマセキュ霊ティ 第07話 名探偵コジメ
- 毎週テンションの高いギャグが続きます。鳩胸つるん氏はすごいなぁ
- 今週は世の中の探偵モノのパロディが混じっています。やはり金田一とコナンは漫画だし、読者層も重なるし、持ってきやすいのかパロ多めです。
- 気づいただけで、以下くらい登場してますね。ホームズやポアロがほぼいないので、まぁ狙いの読者が推理小説を読まない層なのでしょうね。。
- あと、通常モードのジョーのキャラが変わってきたように思います。当初はこういう甘えキャラではなく、怖さのあまり暴走するか見栄を張ってかっこつける感じだったのですが、そのような様子が減ってきました。そして、ハレレナは相変わらずスルーするのですが。。。
- コジメくんは一発キャラなのかなぁ。悪霊と化したじっちゃんを達人モードになったジョーが倒して終わりです。まだ7話なのにパロディに頼るようでは、今週はいまいちでした。
ジャンプギャグ祭り
- とりあえず気になったのだけ、コメント
見かけ倒しの御影さん
- 脱力系のキャラの御影さん、キャラとしては人気が出そう。連載となった場合ネタが続くだろうか。
神様の悪戯の君
- キミを侵略せよを連載していた、稲岡和佐氏の読み切りです。
- 塚沢サンゾ夫氏の超理想☆ボーイフレンド、磯部磯兵衛物語を連載していた、仲間りょう氏のキャンバスと同様の狙いか、作画崩壊デザインのキャラを全面に持ってきている。
- ページが短すぎで、このキャラの立ちが悪いかなと思う。
アクタージュ 第85話 開戦
- 景と王賀美陸の掛け合いが始まりました。
- 王賀美がアドリブで演出を変えて、技術を工夫して演技をしているとのことですが、こいつは天性で魅力を持つキャラとして出してきたのに、景を持ち上げるためか、ちょっとポジションを変えてきましたね。
- 世界レベルでやっていくに当たり影ではいろいろ努力しているとのこと、そして、景は作品に愛される天性の天才だから、作品を味方に付けられるとのこと。
- 演技に対する没入感が高いあまり、自身が作品の一部となったかのような演技ということかな。
- ただ、羅刹女は悪役であり、主人公は王賀美陸が演じる孫悟空なのが、今回のポイントだろうか。主役を食い過ぎる演技をすると舞台として成り立ちません。この当たりがどのような展開になるかが、今回のエピソードの評価の分かれ目だろうか。