週刊少年ジャンプ2020年02号 感想
こんにちは、うなぎです。
週刊少年ジャンプの2020年02号の感想をまとめていきます。
今週から新連載のAGRAVITY BOYSが始まりました。絵だけ見ると、彼方のアストラの二番煎じのようですが、どんな作品なのでしょうか。
- 作者:
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/12/09
- メディア: 雑誌
- 表紙 AGRAVITY BOYS(新連載)
- AGRAVITY BOYS 第01話 ジェナダイバージョン3 to 1
- 鬼滅の刃 第186話 いにしえの記憶
- ZIPMAN 第02話 鋼鉄合体(センターカラー)
- アクタージュ 第93話 大きな流れ
- Dr.STONE 第132話 最強の武器は
- ぼくたちは勉強ができない 第139話 彼らはひとり最後の[x]に学ぶ(センターカラー)
- 約束のネバーランド 第160話 足枷
- ミタマセキュ霊ティ 第16話 看病選手権
- Dr.STONE reboot: 白夜
表紙 AGRAVITY BOYS(新連載)
- 新連載御礼で表紙です。コピーはズッコケSFコメディとのこと。
- 作者は、7年ほど前に妖怪の市役所でバイトするマンガ、クロクロクを書いていた中村充志先生です。うーん、うっすらと記憶に残っているくらい。
AGRAVITY BOYS 第01話 ジェナダイバージョン3 to 1
- うーん、副題の意味がよく分からない。AGRAVITYは無重力という意味があるようだが、無理矢理作った言葉なのか辞書にはないもよう。3から1へはどういう意味なんだろう。
- ストーリーとしては、レギュラー4名が地球型惑星探索プロジェクトのメンバーが地球を旅立った直後地球滅亡、ブラックホールに飲まれてワープしてあっというまに目的地に到着、別惑星でのドタバタ生活コメディを描くというところだろうか。
- 地球は滅亡して、男ばかりの4人組というところが重要ですね。ほっといたらみんな老いて、ホモサピエンスは滅亡の路線です。
- 別惑星だから、地球では発生しないことを強引に発生させられるので、トンデモ展開はやりやすいのかもと思いました。
- ツッコミどころは、ブラックホールが突然発生とかなくない?というところか、ブラックホールは大質量の恒星が寿命を迎えて崩壊するときに…とか語っていると、話がずれるので止めておく。
- いきなり神様めいた存在が登場し、性別をかえる薬を置いて立ち去ります。これがキーアイテムなのだろうか。別の惑星だけあって突拍子もない展開を持ってきたな。本当に何でもありで進めていくきか。この神様めいた存在が毎回、話のネタ提供といったストーリーにしても面白いかも。タイムボカンシリーズのドクロベエ様的な立ち位置。
- 今週は、男の娘的な顔立ちをしたキャラに飲ませようとして、男くらいキャラ残り3名によるドタバタが描かれます。これは導入としては、とても面白いと思いました。この勢いは続くのかな。
- ものすごく真剣な様子で、ものすごいくだらないことを語るハカセ役の人。
- キャラの役割として、今のところ単純な何も考えてないキャラ(進行役)、ハカセ役(解説役)、男だけど女性のような端正なキャラ(絡まれてネタを提供)、筋肉だけど几帳面ぽいキャラ(進行のサポート)と役割が明確になっているのでとてもわかりやすいです。あとはSFコメディという話がジャンプになじむかですね。宇宙飛行士を目指す漫画スターズなんて、打ち切りになってしまったし。面白かったのに
- 結局争いの種になりそうな、性別変更薬は捨てられてしまいました。絶対に拾いに行くエピソードがあるはず。
- 他国の宇宙船も来ているかもというネタ振りがあって、第01話はおしまい。ちょっと次回に期待して待つことにする。
鬼滅の刃 第186話 いにしえの記憶
- 炭治郎の回想エピソードです。ここで縁壱から技を伝授されて、パワーアップ的な展開が定番なのかな。
- 縁壱さんも家族を殺されて、無惨を追っていたとのこと。縁壱さんが無惨を仕留めておいてくれれば、今の不幸はなかったのに。。。
- 無惨と一緒にいるのは珠世さんだろうか。何か理由があって一緒にいるのかな。
ZIPMAN 第02話 鋼鉄合体(センターカラー)
- こないだまでの新連載が、説明的すぎて打ち切りになったから、説明は極力省いているのだろうか。
- 謎は謎のまま話が進んでいきます。犬型着ぐるみスーツに意識をうつされた弟の鋼志郎は、肉体が脳死状態になってしまったとのこと。第1話で葬式やったから、火葬にされてしまったのだろうか。さすがに死体もなかった的な会話はあってしかるべきだと思うがなぁ。
- これは、ジッパーのチャックの持つところかな。題名がジップマンだけあって、ジッパーがキーアイテムなのかな。
- 今週は、キーアイテムを拾ってしまったヒロインが、これを回収にきた敵の着ぐるみに襲われるので、これを助ける展開のようです。
- 兄弟協力して、助けることができるのかな。このへんで強引に熱い展開に持っていって、読者の共感を得られるかどうかがポイントかな。
アクタージュ 第93話 大きな流れ
- 羅刹女を演じる景に影響されて、共演者の演技にも熱が入ってきました。
- 年齢を経るにつれて、仕事に対してドライになっていく人が多い中で、真剣みを取り戻させるほどの影響を与えることができるのも、景の長所らしい。
- だんだんと大もの感が出てきたな。まだ新人だしシロウト的な扱いでいいと思うのだが。やっぱり才能ある人は、凡人とは違うんだなぁとおもってしまう展開ですな。もっと努力も描いてほしいのだけど、天才肌の女優というほうが話は作りやすいし、共感も得やすいのかな。
- 今後は、不倫をしていた牛魔王やそれをいじられた孫悟空に対し、これを許すのか、諦めるのか感情を切り替えて、怒りを静めて終わりのという展開のようです。ここまで怒り狂った羅刹女をどう演じるかに重きが置かれていたのですが、この感情の切り替えがどう描かれるのかが楽しみですね。
Dr.STONE 第132話 最強の武器は
- 表紙がなぜかシティハンターです。100トンハンマーを持ってますね。前はアラレちゃん風の表紙があったし、なかなか良いセンスです。
- 今週は竹の筒を利用した、管槍で氷月がモズを撃退しました。力で追い込まれていたから負けてしまうのではないかと思っていましたが、研鑽してきた技術の勝利ですね。
- ヨーがイバラから奪取した石化装置のほうは、油断したすきに発動させられてしまいました。音声入力で発動するのだろうか。そもそもどうやって手に入れたのか、なぜ発動方法を知っているのかなどが、気になるところですがいずれ語られるのかな。
- 手に持ったまま発動とか、ヨーはやられてしまいそうですね。
ぼくたちは勉強ができない 第139話 彼らはひとり最後の[x]に学ぶ(センターカラー)
- 本試験前の追い込みです。今回はラブ成分はほとんどなくみんな淡々と個人で勉強しております。
- 受験生らしいといえば、受験生らしいですが、マンガとしては何も話が進まないなぁ。
- 現実では毎日これなんだろうけど、ヒロイン個別のエピソードで好感度上げていかないと話にならないからしかたないのか。
そんな個人勉強の中、成幸から要点まとめノートが届きます。成幸はマメだな。自分の勉強で手が一杯のはずなのに、ヒロイン別に苦手ポイントまとめノートを作るなんて、よくこんな時間があるもんだ。まぁマンガなのでということで。
今週は一緒に勉強してきてくれてありがとうという回でした。着実にラストが近づいております。みんな合格できるといいなぁ
約束のネバーランド 第160話 足枷
- 女王を倒してしまって落ちついたからなのか、掲載順が下がり気味です。残る敵は人間を売って戦争を終わらせたラートリー一族。もう後がないラートリー家頭首ピーターは、女王にラートリー家の中に食用児達を手助けしていた者がいることを説明し、兵を借りて、エマ達のアジトを攻めようと動いてきました。
- うーん、もう後がないというか追い詰められた中での手段なので、頭脳戦からどんどん離れていくのが残念な限り。盛り上がりに欠けてきました。
- 約束発動で、鬼達の世界から脱出でいいと思うんだけどなぁ、何か約束発動に条件があるのかな。
- ラートリーがアジトを発見する前に、エマ達は帰還できたようですがアジトには仲間は誰も残っていませんでした。そしてノーマンは鬼の言葉で何かを伝えます。まだ何か隠すべきことがあるのだろうか。ノーマンの自己犠牲的な考えは結局治らないのかな。
ミタマセキュ霊ティ 第16話 看病選手権
- ジョーが風邪を引いて倒れてしまう話です。今は風邪流行ってますからね。
- 無理矢理、へたくそな看病というのが定番ですが、この作品の場合、質と量で笑いを取りに来ました。布団が山盛りだし、ポカリっぽいスポーツドリンクが大量だし、
- ハゼレナの作ったおかゆは、ソウヤにぼろくそに言われています。ここまでおとしめられるヒロインも珍しい。
- 一緒に揉めながらジョーを看病して、ソウヤとハゼレナが仲良くなるエピソードでした。まぁまぁかな。
Dr.STONE reboot: 白夜
- 白夜が地球に降りてから20年~30年後のエピソードです。もうじいちゃんですね。
- 最初の人達の生き残りはもう白夜だけのようです。アニメだかマンガだかいろいろ混在してしまっていますが、病気でなくなってしまった人もいれば、東京に薬を取りに行って戻らなかった人もいたような。なかなか切ない展開です。
- やはりBouichi氏の描くジジイはうまいな。肌のシワの感じなんて素晴らしい
ISSはレイが維持してくれているおかげで、なんとかまだ飛行を続けています。このままセンクウと会うエピソードまで残っていられるといいけど、4000年近く未来だからなぁ。そこまで残っていられるのかなぁ。
川の中で希少金属を探している最中、白夜は倒れてしまいました。こんな夜中に砂金取りなんて少し無理があると思うけどなぁ。昼間に倒れてしまって誰にも発見されてないとかなのだろうか。少数の住人しかいないのだから、これはこれで無理があると思うが。。。
- つまらない指摘はさておき、今回で白夜は退場なのかな。。。お疲れ様でした。
- そして、レイは白夜にISSが無事であることを伝える信号を送り続けます。白夜は最後にこれを見ることができてよかったですね。
- 願わくば、絆を受け継ぐという物語の方針として、センクウとレイが出会うエピソードが描かれますように。