週刊少年ジャンプ 2019年45号感想
こんばんは、積まれていた週刊少年ジャンプを消化していきたいと思います。 今、45号なので、48号まで出ており、3冊も積んでしまった。ゆっくり消化していこう。書きたい記事もいろあるし。
週刊少年ジャンプ(45) 2019年 10/21 号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/10/07
- メディア: 雑誌
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- 表紙 約束のネバーランド
- 約束のネバーランド 第153話 臆病(巻頭カラー)
- 鬼滅の刃 第177話 弟
- Dr.STONE
- ワンピース 第958話 約束の港
- ぼくたちは勉強ができない 第130話 時に天才どもは再び艱難に[x]するものである(センターカラー)
- サマータイムレンダ(センターカラー読み切り)
- 2.5次元の誘惑(センターカラー読み切り)
- 夜桜さんちの大作戦 第07話 襲撃①
- アクタージュ 第84話 ヒーロー
- ミタマセキュ霊ティ 第06話 渇望のタピ
表紙 約束のネバーランド
- 実写映画化の約束のネバーランドが表紙です。目のハイライトがキレイに入っており、力を入れて描き下ろした感じが見受けられます。最近雑になりがちだった気がするので、好印象です。実写の人は無理に、髪を染めさせないでもよかったのではと思います。違和感がありすぎなので、そんなことをするならば最初から日本人を配役しなければいいのにと思いました。あとはサスペンス感がうまく出せるかとか、鬼を出すならば安っぽくならないかなどが懸案事項です。
- 良い作品なので、作るならばちゃんと作って駄作にならなければいいのにと思います。
- 漫画原作の映画化って低予算で無理に作って、失敗するパターンがほとんどなので、あまり期待していません。。。
約束のネバーランド 第153話 臆病(巻頭カラー)
- 支配階級の鬼達を殺し合わせるという目標を果たしたノーマンと、エマ達が出会うエピソードです。
- ノーマンと結託していた鬼のギーランも腹に含むところがあるようでしたが、特に何もイベントは発生しませんでした。ギーラン達が描いていたであろう策略(おそらく王族の鬼達の打倒とノーマン達の捕縛、食糧にすること)については、全然触れられなかったのが残念ですね。
- 王族と相対したときに恨みによる怒りで我を忘れて、策略よりもバトルすることを優先したと考えることにしましょうか。こういう頭脳戦、騙し合いをもっと描いてほしかったなぁというのが感想です。
- 今週でラムダの強化人間メンバーは、長くは生きられないということが、主人公チーム内で共有されました。ラムダ組の死を乗り越えて人間の世界に進むのか、それともラムダ組を救い動くのか方向性が分かれるところですが、サスペンスでドライなストーリーが真骨頂なので前者を選んで後味悪い読後感を味合わせてほしいところです。
- でも、現状の話の方針からして、救う策を見いだして、大団円となりそうな感じがしないでもないだよな。
鬼滅の刃 第177話 弟
- 上弦の壱 黒死牟の兄より優れた弟など存在しねぇの思いが描かれる過去回想のエピソードです。
- 縁壱の双子の兄として生まれた、黒死牟(人間の頃の名前は、継国厳勝 つぎくにみちかつ)ですが、武士の家系に生まれ、武士として一般的な教育を受け、一般的なレベルで成長してきたようです。
- 逆に、縁壱は双子の弟として、跡継ぎではないので、まともな教育などは受けず、いい加減な扱いで育てられてきたようです。
- そんな状態で生活してきて、見下す気持ちも多少あったと思いますが、弟の才能に圧倒されて一足飛びに追い抜かれたら、しょんぼりするよね。
- レギュラー陣営殺しまくりの展開の中、そんなストーリーを出されたら定番でも気になってしまうよね。
- わかりやすいストーリーで、いかに読者を引き込ませるかが人気の秘訣なのだろうか。
- 神緒ゆいの椎橋氏は、ぬらりひょんの孫の羽衣狐編は面白かったのに、以降はつまらなくなってしまったなぁ。ということを思い出しました。やはり少年漫画は、友情努力勝利と明瞭完結なストーリーの組み合わせがいいのかもしれませんね。
- 縁壱の剣の才が明らかになることで、立場が逆転したことを気にする黒死牟ですが、弟に跡継ぎを譲られたこと、母の病の進行状況に何も気づかなかったことが嫉妬に拍車をかけます。もう少し縁壱さんが要領良く立ち回っていれば、黒死牟さんが鬼になることも無かった気がしないでもない。縁壱さんは、炭治郎のご先祖様だと思いますが、炭治郎なみに人間味らしいというか馴れ馴れしい性格であれば、兄弟仲良く暮らせたのではないか。
- 炭治郎だったら、おれは跡継ぎに興味がないので家を出ます!とみんなに宣言してどこかに行ってしまいそう。
Dr.STONE
- 今週は、ドローンを使用して石化武器を奪った後の算段を練るようです。奪った後は当然奪い返されることを考慮しなければいけません。敵だけでなく、現状共闘しているモズも狙ってくるでしょうし。
- 自衛のための道具として、ついに銃が登場しました。司と戦った時ですら出てきませんでしたが、ここで出しますか!ニトログリセリンも作っていたような気がするので、ダイナマイトくらいでもよかったのではと思います。まぁ司とのエピソードの時は、科学レベルとして作ることができなかったというのもあるのでしょうが。。。
- 銃を使用した犯罪などもエピソードとして、そのうち描かれるのでしょうか。ありがちな答えではなく、このマンガなりの答えを希望したいところです。
- それにしても元ネタがあるデザインなのだろうか。そのうちオートマチックの拳銃や大砲なども登場して、石の時代から鉄の時代へのようになるとちょっと問題ですね。ドクターアイアンになってしまう。
- 怪しまれずに携帯できるようにしたとフォローが入っているけど、ライフル的な長銃したほうが、工作精度の面からみてもいいものができたのではないかと思う。
ワンピース 第958話 約束の港
- ワノ国編第3幕が始まり、カイドウ、オロチ将軍の決戦が描かれるエピソードです。
- ルフィら主人公が全員集合して、いざ決戦と思いきや、ルフィ達は行方不明、集合を約束のした場所には現れませんでした。
- オロチ将軍の策略のようですが、スムーズに進みませんね。あんまりもったいぶる必要もない気がしますが。。。
- オロチ将軍もカイドウもドフラミンゴのような策略家タイプではないと思うので、単純に決戦に進んでもよかったと思います。
ぼくたちは勉強ができない 第130話 時に天才どもは再び艱難に[x]するものである(センターカラー)
- 艱難(かんなん)とは
- 〘名〙 (形動) 困難な目にあうこと。つらい目にあうこと。苦労をすること。また、そのさま。
- うーむ、難しい。初めて聞く言葉です。勉強になります。
- あしゅみー先輩と桐須先生のカラー絵でした。先生は人気投票1位だけあっていじられすぎですね。
- 作中は高校3年の3学期2月です。そろそろ本試験、卒業、最終回へ着々と進んでいます。アニメ放送中は引き延ばしなのかなぁと思っています。
- 今週は、桐須先生のおうちに文乃さんと遊びに行き、一緒にお昼ご飯の手料理をいただくエピソードです。成幸と桐須先生の関係に詳しくない文乃さんも負けてはいられないと、手料理を作り食戟な展開に。。。
- 少し無理がある展開ですが、まぁラブコメだし、このくらい強引でもいいのか。
- そろそろ文乃さんの成幸に対する気持ちを描くエピソードがあってもいいのではないかと思いました。
サマータイムレンダ(センターカラー読み切り)
- ジャンプ+で連載中の作品の出張読み切りです。作者は田中靖規氏、瞳のカトブレパスを描いていた人ですが、余り記憶に残っていません。ごめんなさい。
- 島に潜み人間に成り代わる怪物影とのパニックもの、サスペンスもののようです。コミックスだと8巻まで出ているようですが、出張読み切りで導入部分の描き下ろしだと思うのですが、少し詰め込みすぎで無理があるように感じました。
- いきなり島の人間は明日全員殺されるはねーよ。なぜ主人公はそんなことを知っているのか分からないし、出張読み切りではその辺の理由は何も描かれなかったから、初見の読者はついて行けません。無理矢理詰め込んで描いた(描かせた?)感がとても感じられました。
- 主人公、右腕の手みたいな痕はなんだろうか。なぜ未来を知っているのかとか、なぜ銃を持っているのかとか、話の骨子であるヒロインは死んだけど、良い影が成り代わって登場ってどういうこと?とかその辺は秘密らしい。
2.5次元の誘惑(センターカラー読み切り)
- 漫画研究部部長奥村くんとコスプレ写真集を出すのが目的の部員リリサのエロコメです。
- 最近流行のTo LOVEる等のラッキースケベといった感じではなく、エロいコスプレ写真を撮られることが目的のリリサと邪な想いを抱かないように耐えて撮る奥村部長が繰り広げるコメディといったところか。
- エロいコスプレ写真を撮ることと、交流を通してお互いが気になり出していくという両立しそうでしそうでないところを、うまいことまとめていくところが変わっていますね。
- 絵はいちご100%に少し似ているかな。
- 率直なエロに重きを置く方針は、好感を持てます。
夜桜さんちの大作戦 第07話 襲撃①
- 誘拐業者のトラックを襲撃、人質である夜桜さんを救出するエピソードですが、あまり引き込まれません。
- 主人公の義理の兄の攻撃により、鋼線で橋を切断するのですが、こいつを無敵キャラ的扱うなら露骨に行動させるべきではないのでは?
- ヒロインを守るための主人公の成長ストーリーなのに、こいつがいれはすべて解決と思われたら、共感できないだろう。
アクタージュ 第84話 ヒーロー
- ついに羅刹女編の舞台開始です。
- 不倫相手かもしれない脚本家の花子さんへの怒り、父を憎まない母への苛立ちが露骨に表現されていて、腹が立つという言葉に重みがありますね。
このあと、火焔山の炎を消すための芭蕉扇を借りるためのバトルや牛魔王も含めたエピソードがあるはずなんだけど、どう進むのだろうか。
景をこれだけ怒らせておいて、救いがないとオチがつかないと思うけど、この辺はきっと考えてあるんだろうなと思い、来週を楽しみに待つことにする。
ミタマセキュ霊ティ 第06話 渇望のタピ
- ミニストップのハロハロをもじった、タピタピが登場、これを巡ったエピソードです。当然、タピオカが入っています。
- タピオカって昔はもっと小さいツブツブだった気がするけど、いつの間にか大きくなっていますね。ナタデココ、パンナコッタ、タピオカ当たりが20年くらい前流行って、またタピオカだけ流行っている気がします。
- コンビニにいる霊への恐怖に耐えてタピタピを買うジョー、強盗には圧倒的な強さを示します。この辺のギャップを楽しませたいのだと思いますが、まじキャッサバが良かったので、自身の好みとしては、会話の中で自然な展開の中で登場するギャグを増やしてほしいです。難易度高そうですが、期待しています