週刊少年ジャンプ2019年33号 感想
こんにちは、うなぎです。
週刊少年ジャンプ33号の感想を書いていきます。よろしくお願いします。ようやく仕事が落ちついたので、また色々日記めいたものも書いていきたいなと思っていたのですが、土日にあっさり緊急呼び出しがあり、次の週にジャンプを読むのが持ち越されてしまいました。週末の楽しみだったのに、積まないようにしていたのに大変残念です。
それにしても、火ノ丸相撲が劇的な復活ですね。横綱対火ノ丸というところで、闇落ちしていたのも立ち直り、熱い展開になってきました。どべ争いをしていたのが嘘みたいです。横綱との試合で終わりなんだろうか。それとも新たなライバルや目標が登場するのかな。
今面白いのは、鬼滅の刃と約束のネバーランドですね。どちらも盛り上がっている最中です。鬼滅の刃はもう二転三転しそうですが、約束のネバーランドは終わってしまいそうですね。次点がDr.STONEかな。ワンピースは面白いんだけど、甘いものは別腹みたいな扱いになってしまっているので、少し違うんだよな。
神緒ゆいは、ラブコメ路線から作者の得意なオカルト路線に変更となりました。挽回できるのだろうか。ふたりの太星はコマを打った時の音で、どこに打たれたのか位置が分かるとか、善し悪しが分かるとか超人なのかという感じです。ものの歩のがよかったなぁ。ビーストチルドレンは高校入学後の初めての試合で序章終了、次週は新章開始らしい。普通に主人公補正でなんとか勝利、次週反省会なり、次の対戦相手の高校のキャラが出てくるなりでいいのではと思いました。普通に進めればいいのに。。。新連載組はもう全員ダメかもわからん。
週刊少年ジャンプ(33) 2019年 7/29 号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/07/13
- メディア: 雑誌
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目次
- 目次
- 表紙
- 僕のヒーローアカデミア(表紙&巻頭カラー)
- 鬼滅の刃(掲載順1位)
- 約束のネバーランド
- ぼくたちは勉強ができない(センターカラー)
- Dr.STONE
- 森林守護者モリキング(センターカラー読み切り)
- サムライ8八丸伝
- アクタージュ
- トーキョー忍スクワッド
表紙
- 僕のヒーローアカデミアが5周年記念で表紙&巻頭カラーです。デク、爆豪、お茶子のレギュラー3名が決めポーズを取っていますが、爆豪はこんなキャラじゃねーだろというツッコミが必要ですね。
- いつの間にか仲良くなってきている?ひどいイジワルをしていた印象しかないので、好きなキャラではありません。
- 漫画のほうは新興宗教対ヴィラン連合が相変わらず続いているのに、ずっと登場していないヒーロー側のメンバー達が表紙で、なんだかタイミングが悪いですね。
- 塗りはとてもアニメっぽいです。中のカラー絵は普通なのですが。
僕のヒーローアカデミア(表紙&巻頭カラー)
- 先週、リデストロの必殺技負荷塊(フカカイ)を防いだ死柄木ですが、回想シーンが始まりました。家族を分解してしまったときのことかな。
極北って聞かない日本語だなと思いました。どういう意味だろうと思って調べてみると、ウィキペディアによると、事物の極限に至る場合を指す用語らしいです。素直に極地でよかったのではと思います。極地は、究極の領域まで到達していることだそうです。「職人技の極地」、「剣戟の極地」、「武術の極地」が例に挙がっていました。こっちのがしっくり来る。
死柄木の祖母は確かワン・フォー・オールの継承者の一人だったはず、実は~みたいに昔語られていたのをどこかで見たような。本編で実情を真面目に語られるのは初なのかな。
- 自分の子ども(死柄木の父)を守るために家族から離れて一人で戦いにいったのに、子どもには捨てられたと思われてしまうなんてせつないですね。それにしても、死柄木の父は、長女もすでにいて子ども(死柄木)ができるような年齢なのに、そのへんの事情を理解できておらず、子供時代の死柄木がヒーローごっこをしただけで、ヒーローになること=家族を傷つけることと思って虐待に走るとかどんだけ鬼畜ですか。
- 職業がヒーローなんだから、敵がウィークポイントとして、ヒーローの家族を狙ってくるようなレベルの悪党ならば仕方ないだろと思いました。子供の読者にとって反面教師になればと思います。でも、家族より仕事優先の人になってしまわないかな。
- 来週は、虐待に耐えきれなくなった死柄木が家族全員分解の展開だろうか。過去の回想だから変えられない事実なので仕方ないですが、少しやるせないですね。
鬼滅の刃(掲載順1位)
- 上弦の壱とのバトルが続きます。
- 片腕切断された時透さんのピンチに、玄弥が参戦、あっさり両腕切り落とされて、胴を切断されて、退場です。上弦の壱の圧倒的な強さが際立ちますね。玄弥は、鬼食いという鬼を食うことで鬼の能力を取り込む能力があり、胴を切断されても死にませんでした。レギュラー補正ですね。柱は、準レギュラーだからか結構あっさりと殺してくるのに。
- 玄弥が本当に殺されそうになったところで、兄の風の柱である、実弥(さねみ)が参戦、助けに入ります。実弥と時透さんの2人でバトルして、最中に回復してきた玄弥が鍵となって、上弦の壱を倒す流れなのかな、それだと少し単純すぎるので、予想もしない展開を期待したい。
- 実弥(さねみ)さん、弟である玄弥に粗暴な態度を取っていたのは鬼殺隊に入って危ないことをしてほしくなかったためらしい。少年漫画らしい熱い展開です。
- 実弥さんは上弦の壱の刀を受け止め、鍔競り合いに持ち込むことができました。時透さんは受けることすらできなかったので、実弥さんのが強いのかな。
- 実弥さんも、玄弥と同じく鬼喰いができるのだろうか。鬼喰いはどうやって身につけることができるのか、家系かもしれない。それにしてもよく鬼を食おうと思ったな。元人間なんだぞ
- 順当にいけば、実弥(さねみ)さんがピンチになって、弟である玄弥が助ける展開だと思いますが、玄弥以外が殺されてしまう展開もあり得るかもしれない。次週が楽しみです。
約束のネバーランド
- 鬼の世界、人の世界が分かたれた理由が明らかになる回想編です。
- 戦うことに疲れたユリウスが、仲間を鬼に売って、世界を分割したことが、現在のエマ達食用児達の元凶であることが明らかになります。
- 悪人などを差し出すと言っていたユリウスですが、今まで供に戦ってきた仲間を鬼に差し出しました。クズですなぁ。
仲間を捨てた罪の意識からすべてが終わったら自決する覚悟だったのだろうか、鬼の王はその気持ちを見透かしたかのように、ユリウスの一族(ラートリー家)は、調停役としてお互いに殺し合わない、世界を棲み分けるという約束を守る調停役としての義務を負うことを定められます。
これは具体的にどういうことなのだろうか。鬼と人間が争いを始めたら調停しなければいけないとか、世界を行き来するにはラートリー家の許可がいるとか、いろいろと考えられますが、今は本筋と関係ないので省略されそうですね。伏線としていずれ回収されることを、楽しみに待つことにします。
- 鬼の王に、人間の世界に行くことを望むエマですが、ユリウスみたいに救いのない展開になるのだろうか、ユリウスは仲間を売ったクズだからいいけど、エマ達には幸せになってほしいと思います。
- これも鬼滅の刃と同様に来週が気になる展開です。楽しみに待ちたいです。
- この神様的な鬼のパワーで、エマの代償はあるにせよ、問題は万事解決みたいに持って行かれると、これまでエマ達が自分で考えて、ゴールにたどり着いてきたのに、それが無駄になってしまいそうで少し期待とは違った展開になってしまいそう。
ぼくたちは勉強ができない(センターカラー)
- 人気投票結果発表のセンターカラーです。恋愛競争では穴のはずの先生が14,598票獲得の1位です。2位の文乃さんが3,259票なのでトリプルスコアですね。どういうことだよ。本命で一番好感度が高いと思われる理珠さんは4位ですね。
- ぼくの好きなうるかさんは3位でした。もう推薦で留学の方針で、競争からはリタイヤしてしまっているので、気にしません。
- 千葉のYさんみたいな大量票があったのだろうか。
- ドラゴンボール、スラムダンクなどが連載していたジャンプ絶頂期でも、10,000票越えなんて記憶がないです。5,000越えはたまに記憶があるのですが。雑誌不況の世の中なのに一体何があったのだろうか。
- 今週のエピソードは、人気投票の企画の一環として読者から提案されたエピソードのようです。最近はそういう詳細部分まで読んでないのでそんな募集があったのかという感じですが。。。
- 桐須先生の高校時代にタイムリープ?して遊園地でデートするエピソードとなりました。文章だと、意味がわからねぇ。
- ジェットコースターに一緒に乗ったら、ストッパーがはずれてしまうのですが、向きが入れ替わっている?単行本で直るのかな。
- そして、夢だったというオチでしたが、写真の思い出だけ残っているようです。成幸は隠れていますが。少しほのぼのしたエピソードでした。桐須先生だとラッキースケベ的要素は減ってきますね。
Dr.STONE
- コハク達潜入チームが発見したことを、センクウ達科学チームに手紙で伝えようするエピソードです。
- モーターの試作として作ったミニ四駆を利用して、手紙の受け渡しを行いますが、縦横無尽に動き回っていますね。
- 基本まっすぐしか走らないのですが。。。
- 四駆郎がスティックを沿えて向きを変えるように一緒に走っていたのが嘘みたいな動きです。このあたりは突っ込んではいけないところみたい。
- 根本が球体だからソユーズだと思ったらしいけど、うーん見たこともないものなのに、そんなにひらめくモノかなぁ。今週は少しご都合主義的な展開で、らしくないな。どうやって掘り起こすのか来週に期待して待とうと思います。
森林守護者モリキング(センターカラー読み切り)
- 青春兵器ナンバーワンを連載していた、長谷川智広氏の読み切りが掲載です。
- 昆虫採集に森に来た主人公の姉、弟の2人のツッコミと、擬人化カブトムシのボケを楽しむギャグ漫画なのですが、ノリはナンバーワンの時代と変わらず面白いです。
- ただし、どう見ても絵が吉崎観音氏風で、ケロロ軍曹的なのですが、誰も止めなかったのだろうか。
- モリキングはムシキングのオマージュなのかな。カブトムシだし。。。
- 実はムシキングは見たことないのです。NHK教育で放送していたムシムシQならば、たまに見たことあるのですが。。。
- アトラスカブトムシと相撲バトルをしますが、火ノ丸相撲が浮かんできてしまいます。
- 面白いのですが、なんだかいろいろスレスレで連載につなげるには、大丈夫なのだろうかと気になる作品でした。
サムライ8八丸伝
- 掲載順が落ちてきてしまったので、心配です。
- 敵キャラ アタですが、星を砕いて迫ってきます。すごいことしているのだから、もっと迫力ある描写にして強さをアピールすればいいのにと思うのですが、なんだろうなぁ。アラレちゃんの地球割りよりあっさりしてますね。
- アタは金剛夜叉流の技を使えるようで、これは味方側ではなかっただろうか。裏切り者なのかなぁ。もっと秘めた感じがほしかった。
- 今週でようやくアタが襲来してきました。来週は八丸とのバトルなのかな。八丸の父とも面識がある様子。八丸のことを八角と呼んでいます。
- 伏線だらけでおなかいっぱいです。もっとシンプルでいいのではないかと思います。
アクタージュ
- 景が帰ってこないので、帰国しようとした王賀美陸を引き留めるエピソードです。
- 妖怪である羅刹女の演じ方に悩んでいた景が、想像力を働かせた芝居で引き留めることに成功しました。
- マンガだからいいけど、現実だと演出が入らないから、難しいのではと思ってみたり。
- 今週はこの1ページぶち抜きの景が印象的ですね。
トーキョー忍スクワッド
- 予想どおりボディガードの話になってきました。シティハンター路線でしょうか。
- 今週は相手方の部下の襲撃を撃退する回です。前哨戦と言ったところですね。
- 第1話のスラムっぽい雰囲気はなくなってきてしまいました。普通に都会っぽい街の描写が気になります。ジムで運動していることを襲われるが、ヒロインのパピヨンさんが撃退します。
- 自社のモデルを出したいから、ライバルを殺すとかおかしくないですかね。やはり。。。
- 仕事を紹介する、取ってくるポジションだと思われていたパピヨンさんですが、あっさり戦闘に参加してきます。シティハンター路線なら冴子っぽいポジションでいいのではと思うのですが、作者はパピヨンをどういう位置に置きたいのだろうか。