劇場版 planetarian 星の人 感想
お休みだったので、昔からみたいと思っていたアニメを視聴しました。劇場版 Planetarian です。
配信・劇場アニメ「planetarian(プラネタリアン)」公式サイト
planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜(Wikipedia)
- 発売日: 2017/03/03
- メディア: Prime Video
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- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2017/02/24
- メディア: Blu-ray
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原作は、2004年に発売されたゲームです。 2019年で15周年ですね。
2016年には、配信アニメ版の『planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜』を見ました。 ゲーム版は未プレイです。 劇場版の『planetarian 〜星の人〜』は見たことなかったので、せっかくの機会にと思いまして。。。
ちなみkey作品はゲームやったことがないです。リトルバスターズ、Rewrite、Charlotte(シャーロット)をアニメで見たくらい。。。
あらすじ
感想
- ストーリーはシンプルでベタな展開です。
- 職務に忠実で人間を信じるロボットとの関わりを通して、信じることをしなくなった屑屋が少しずつ打ち解けていく流れですね。
- 配信版では青年屑屋とゆめみの出会いから別れまで、映画では総集編+老人時代の屑屋が描かれます。総集編のパートがあるので配信版は未視聴でも大丈夫みたいです。
- ゆめみと別れの後は、屑屋は小さいプラネタリウムで星を見せることを生業にしたようだ。
- ずっと雲がかかっており、雨雪がやまない⇒太陽も月も星も見られない⇒将来への希望がないといったことから、プラネタリウムで希望を見せようというところが基本的な考えのようだ。
- 尺の都合か、作品の背景の語りが少ないです。原作をやれば、もっと詳細にわかるのだろうか。
- たまに年数が出てきますが、展開が早くてわかりづらいのが残念です。平和な時代からどれくらい経っているのだろうか。
- どういう経緯で戦争が始まって、戦局はどうなっているのだろうか。とりあえず戦争はほぼ終わっていて設置された自動攻撃ロボットだけ残っているようだ。
- 老屑屋がシェルターの子ども達に星を見せるのは、希望を伝えることの比喩ですね。子ども達は太陽も月も見たことがないのに、星にスポットを置くことは違和感がありましたが、プラネタリウムがストーリーの骨子なので仕方ないのかもしれません。
- 終盤で希望がないシェルターに子ども達を置いておくより、子ども達を希望を伝えることができる屑屋に任せたいという展開が、一変して任せられないし屑屋はシェルターから追い出すという流れに変わるのは急すぎませんかね。
- 子ども達が宝物をあげるから、屑屋と同じくプラネタリムで希望を伝えることを生業にしたいと話す箇所は泣けました。希望のなかった時代にロボットが伝えた希望が、人同士に伝わることで、ゆめみがしたことは無機的なものではなかったんだなと報われた瞬間です
老人屑屋はエンディングで寿命で亡くなってしまいますが、天国でゆめみと再開します。壊れた後も天国でも人の役に立ちたいと話していたゆめみの願いがかなったことも、大変よかったです。
子ども達が屑屋に渡した宝物、ストーリーにおける重要アイテムっぽいのにあまり説明がありませんでした。終盤の展開において活用された形跡もないし。これも尺の都合なのか描かなくても分かると言う意味なのか少し残念。
- 女神として扱われるシスターのロボットもどういう経緯があったのかふれてほしかった
- エンディングに宇宙船が出てきます。地球を出ていくということを意味してるのだろうか。
結論
- シンプルで泣ける映画です。
- 理解を深めるためには配信アニメ版を見てから映画を見た方がいいと思いますが、映画には総集編っぽい部分がありますのでそういうのが嫌いな人は直接映画を見てもOKだと思います。
- 次はクラナドを見るか、ゲーム版をやるか。
- 尺の都合で語られなかった部分を追加して完全版みたいなのがほしいですね。