【マンガ感想】天国大魔境 第1巻
石黒正数氏の天国大魔境を読んでみたので、感想です。 書店で「このマンガがすごい!2019」1位と見かけたので、興味を持ったので読んでみました。
- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/07/23
- メディア: Kindle版
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作者の石黒正数氏は、『それでも町は廻っている』の人ですね。こちらも実は未読なのですが、名前は知っています。 連載誌はアフタヌーンです。アフタヌーンといえば『ああっ女神様』ですが、最近だと『ヴィンランドサガ』や『宝石の国』が有名でしょうか 基本サブカル系のマンガが多い印象の雑誌です。
表紙からの第一印象
- 崩壊した世界の背景に男女です。女性は怒っているような表情だし、男は座り込んで驚いているし、手に取りづらい表紙だなと思いました。
感想
- ディストピアもので閉鎖施設で暮らす子ども達と、崩壊した東京を旅する表紙の男女の物語が並行して進む構成のようです。
- 1巻を読んだだけでは、疑問符だらけで何も分からないですね。説明的描写もないし。
- 主人公は、以下の3人のようだ。
- 不明点、気になったこと
- 閉鎖施設の目的はなんだろうか、孤児院とか安易なモノではないみたい。
- 施設に暮らす子ども達はどういう立ち位置なのだろうか。トキオという子が主人公っぽい。
- 2話目で新たな主人公、マルとキルコおねえちゃんが出てきた。彼らの立ち位置、役割などがよく分からない。
- 世界は崩壊しているみたいだが、原因はなんだろうか
- 施設の子ども達は、感染症?疫病?を発症する場合があるみたい。老い先短いのかな。
- トキオはたんたんと生活してるのみで、まだ物語的に役割を果たすという場面がなかった。気になる伏線のみ。
- マルとキルコは、マルは『天国』という場所を探して放浪しているみたい。キルコおねえちゃんは護衛を依頼された何でも屋のようだ。
- 『天国』と閉鎖施設が同義かははっきりしないが、この2人が出会うのが物語りの核心っぽく思いました。
総評
- 1巻は物語の導入部分のみであり、謎な伏線が多くちりばめられて話を膨らませられるだけで終わった。疑問点のみばかりが浮かんで、面白いつまらないの判断もしようがない。この後、どういう展開になるのだろうか、続きが読みたいというような印象は受けなかった。石黒正数氏の作品は初めてだからなのかなぁ。
- 雑誌で定期的に読むか、ある程度単行本が刊行されてから読むかがいいのかもしれない。伏線が多くて忘れてしまいそう。施設の子ども達はたくさん登場してきて、覚え切れてないし。
- とりあえず、もう少し3巻くらいまでは期待値を込めて追うことにします。話は壮大みたいなので。
- まだどうなるかわからないのに、このマンガがすごい!で1位に選出されたもの、期待値込みなのかなと思いました。