週刊少年ジャンプ 2019年06-07合併号 感想
週刊少年ジャンプ 2019年06-07合併号の感想です。合併号のタイミングってどう決めてるんでしょうかね。
正月明けで久しぶりに読んだのに、また1週空くのは寂しいですね。
週刊少年ジャンプ(6)(7) 2019年 1/30 号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/01/07
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る
表紙
- 表紙は全キャラ集合、キャラごとの書き初めを持っているイラストです。
- ワンピース(ルフィ)、ハイキュー(ヒナタ)、約束のネバーランド(エマ)、僕のヒーローアカデミア(デク)が前衛で目立つ立ち位置ですね。
- 火ノ丸相撲が後衛になってしまっています。ふんばってほしい。
- そういえば、連載作家全員集合の表紙はずいぶん見ていない気がします。またやってほしいと思います。ドラクエの勇者のコスプレをしている表紙なんてのもあったと記憶しています。
- 今週は作家陣の抱負が書かれた書き初め色紙の読者プレゼントがありますが、チェンソーマン藤本タツキ先生の「ヤだ打ちきり」という抱負が印象的です。抱負ではなくて希望というか、願いというか。
ワンピース(巻頭カラー)
- シルエットだけの登場だったワの国編のボスである、オロチのキャラデザインがあきらかになりました。あんまりかっこよくないです。ワポルやフォクシーみたいなデザインですね。。。
- シルエットだけですが、3つ首の竜に返信していました。名前から察するに、ヤマタノオロチに変身しそうですね。
- そしてカイドウ側の幹部クラスとして、ドレークが再登場しました。同じ幹部クラスとしてページワンという新キャラもでました。
- カイドウも含めて、竜に変身する能力を持ったキャラが多く出てきます。今後の伏線っぽいですね。
呪術廻戦(アンケート1位)
- 巻頭カラーは持ち回りみたいな感もあるのでワンピースを除けば、掲載順一位です。人気が出てきましたね。
- ブリーチと同じ雰囲気を感じます。
- 正直、他の呪術学校との対抗戦みたいになってから、登場人物が多くてついて行けてないところ。
- 今週は真衣さん真希さん姉妹同士のバトルがメインです。家庭の事情との絡みが描かれます。
- 真希さん呪力無し白兵戦派で自分の扱いが気に入らないので家を出たみたいですね。
- 真衣さんは呪術師家系なのにあまり強くない?当主の家柄なのにあまり強さを示す描写がありませんでした。あっさり負けてしまいました。
- 今週は真希さん真衣さんのバトルが終了まででした。あまり話が深掘りされず、あっさり終わってしまった。
- 前のエピソードいじめられっ子と主人公の虎杖が絡む話のが面白かったのですが、これからを期待したい。
鬼滅の刃
- 掲載順上位で安定してきました。面白いです。
- 柱の1人である胡蝶しのぶさんがメインのエピソードになってきました。こういうの描きたいからラスボス戦中断して、味方連中を分断したのでしょうか。胡蝶さんの名前忘れてたので、ウィキペディアとかで調べてしまった。
- 姉の仇の鬼が登場、しのぶさんは毒を使って鬼を倒すみたいなので、毒が有効かどうかが鍵ですね。
- いつもにこにこしているしのぶさんが、姉の仇を目の前にして怒りの様相を呈すのが印象的な回でした。こういうのは定番の公正ですが、表現がうまいので人気出ますね。
- 敵の鬼は、殺した姉のこと覚えているみたいです。「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」としてもよかったと思うのですが、オマージュになってしまうので。
- 面白くなってきたので、過去の単行本を一度読み返したいなと思いました。
約束のネバーランド
- エマ達がミネルヴァが解放軍のアジトに到着します。
- 木の中に数百人からの人間が隠れていることになっていますが、木がでかすぎやしませんかね。ファンタジー路線なので、気にしませんが。
- そしてミネルヴァさんとの邂逅まで進みました。ミネルヴァさんはやはり名前を騙っていたみたいですね。正体は元エマたちの仲間で鬼に食われてしまったはずのノーマンでした。ノーマンは生きてて独自で動いているとは思っていましたが、名前を騙るようなキャラではなかったと思うので、意外な展開です。計算高いタイプからガンガンいこうぜタイプに変更でしょうか
チェンソーマン
- 主人公の闇の部分から離れて、日常編のパートになってきました。方向性が変わってきましたね。もう少しダークな路線のが人気出ると思うのですが。
- デンジとコンビを組むらしい女性の魔人パワーさんが100トンハンマーみたいなので、悪魔をつぶし殺して辺り一面血まみれにするところが今週の見せ場だと思うのですが、狂気な感じがなくイマイチ盛り上がりに欠けます。絵はえぐいのですが。。。
- 女性の魔人パワーさんは猫を飼ってて、別の悪魔に猫を捕られてしまったらしい。そして助けたいらしい。デンジは胸をもませてもらうことを対価に猫探しを手伝うことを約束します。
- コメディ路線になってきましたね。どうしちゃったんだろう。。。編集の方針だろうか。
ネオレイション
- 自殺を促すゲームをプレイして行方不明になった人捜しのエピソード中盤です。ゲームのスマホアプリの提供者を探します。
- アプリストアの提供者情報を材料に真の提供元を探すのですが、真の提供元ってなんだろう。アプリのデータはアプリストアのマシンにあるはずだし、意味が分からないので、自殺を促す通知の配信元って読み替えて先に進みます。
- マシンの在処を特定するのですが、アクセスしているのがばれて犯人にサーバを止められてしまいます。
- 犯人は、DDoS攻撃の過剰負荷でサーバがダウンしてしまったと嘘を演出するのですが、「ドドドド、ガクン」はないだろ、「ヒューン」とかだろう。相変わらず表現が不思議です。
- 犯人がサーバを止めたことで、監視カメラや警報装置とのセキュリティも止まっているという展開になったのですが、別の機器なのに理屈がさっぱり分かりませんね。普通は全部独立して作ると思う。
- サーバが止まったのでIT戦は終了、直接犯人のいる場所に乗り込む展開となり、今週は終わりです。
ショートギャグ読み切り G-1(ギャグワン)グランプリ
- 検便マンが一番面白いです。やはり少年はウンコ、チンコが好きです。
- 固体の便は便と呼び、液体の便は下痢と呼び、気体の便はおならと呼ぶ」はオリジナリティあふれる名言だと思う。固体の便は便は別の言い換えがあったら、なお面白かったと思うが、思いつかなかったのかな。
- 週刊連載で耐えられるかという視点では、微妙な気がするけど。
Dr.STONE(センターカラー)
- アニメ化御礼のセンターカラーでしょうか。今週は気球の試験飛行のエピソードです。当然浮かぶだけで終わるわけもなく、バードストライクに遭うとか、積乱雲に突っ込むとか見せ場があります。原作の稲垣氏は1回で結構盛ってきますね。低気圧に沿って西に進むという科学知識の盛り込みもあり、こういう理屈が分かるマンガは好みです。
- 積乱雲の竜のような雲の描写、1ページ使って積乱雲を突き抜けてその上まで気球を上昇させて嵐を回避する描写は大変迫力がありますね。
- 試験飛行編は今週で終わりみたいです。1週で盛り上がって完結のエピソードが続いてますが、そろそろまとまった長めのエピソードがほしいです。次回は空からマッピングして船の燃料の石油探索が描かれると思いますが、どうなるんでしょうか。
アクタージュ
- 銀河鉄道の夜編、クライマックスです。死を迎える演出家の巌氏がぼそっという「これが幸せか」というコマが、カムパネルラを演じる景と重なるところが見所ですね。大コマを使わずに差し込んでくるのが絶妙です。
- 原作の銀河鉄道の夜を知ってると、このシーンの捉え方が変わってくるので未読の人は読むことを勧めます。
- カムパネルラが去るシーン、銀河鉄道から現実戻る場面で引き留めてしまいます。アドリブが入りました。どうまとめるのか気になりますね。
ぼくたちは勉強ができない
- 大穴であるあすみ先輩回です。
- 選ばれないと思うので、まぁ何も考えずに読みましょう。
乱破連弾(センターカラー)
- 腹ぺこのマリーの人の読み切りです。べるぜバブはあまり読んでませんでした。
- ピアニストになりたい忍者、有望なピアニストのヒロイン、ピアノの才能がない(と自分で思っている)主人公のお話。
- ヒロインは主人公のピアノが好きらしいようだ。
- 主人公は真の実力が発揮できてないだけのようだ。
- 主人公は忍法で眠った力が目覚め、真の実力を発揮、スタンディングオベーションみたいな展開なのだが、隠された実力があるような描写は何もないので、何でそんなにピアノがうまい扱いになってるの?という印象を受ける。
- 忍者はヒロインのピアノに感動して、忍者をやめてピアニストになりたいらしいのだが、ハットリくん的なポジションになってて主人公を助けてるだけで、ピアニストになりたいなら努力しているエピソードを盛り込んではどうかと思った。
- ヒロインは一緒に弾いてみようかと忍者を誘うシーン、誘ったのになぜか主人公と弾いててよくわからなかった。
獄丁ヒグマ
- ネオレイション、チェンソーマンと比べて、掲載順が落ちてきてしまいました。がんばってほしい
- 地上にきた亡者が、魂みたいなのを食べるのですが、そのときの台詞が「すべてのいのちに感謝を込めて」、「いただきます」ってトリコじゃね?って思いました。ここでセリフをまねるとかいい印象を受けない。
- 今回の敵として、中国の鳥の妖怪フケイみたいなのが出てきました。次回はバトル回の模様、持ち直すことはできるだろうか。
僕のヒーローアカデミア
- 単行本の売り上げトップのはずですが、味方同士の交流戦で緊張感がない展開が続くの、掲載順が落ちてきてしまいました。。
- 力の暴走して焦るデクを心操くんが洗脳して止めたり、個性ワンフォーオールの歴代継承者がデグに心の中で語りかけてきたり、見せ場はいろいろあるのですが、イマイチですね。