シン・エヴァンゲリオン劇場版の感想
シン・エヴァンゲリオン劇場版を視聴したので感想を残しておきます。
庵野監督がエヴァンゲリオンの再構成として始まった序、破、Q、そしてシン・エヴァンゲリオンですが、ようやく終わったかというのが感想でした。旧作が始まった当時、チルドレンたちと同じ年だったのをよく覚えてます。エルハザードが隣の曜日で放映してて「エ」で始まる作品が多いなぁとか思っていました。
テレビ版「世界の中心でアイを叫んだけもの」について
- テレビ版最終回「世界の中心でアイを叫んだけもの」でシンジくんはみんなに「おめでとう」と拍手をされ幕を閉じます。
- タイトルの元ネタは短編SF小説です。柴咲コウ主演で映画になった小説ではありませんよ
- 当初、周囲の人から乗らないなら帰れと言われるエヴァについて、「乗ること」生きる意味を見いだしてたシンジくんですが、「そんなことない、ぼくがここにいてもいんだ」という納得感を得て終わりという感じでした。
- 最後はあまりに駆け足で時間が足りなかったのが思いっきりわかります。
- エヴァと使途のバトルはどうなったの?シンジとレイの恋の行方は?やられたアスカどうなった?とたくさんの伏線にオチをつけないまま終わってしまったので、問題になったのが印象的です。個人的にはシンジくんが納得して終わったのでいいじゃんと思ってました。
- それでも当時、思春期世代人たちには刺さるものがあったのでしょう。「生きてても面白くない」と感じるシンジくんと同意見の人はたくさんいたと思われます。そんな哲学的アニメがこれまでなかったことにより、たくさんの人から視聴されました。
- ヤマト、ガンダムに続くアニメブームの走りになりました。レイ役の林原さんは人気出ました。宮村優子さんは氷上恭子さんと仲良くラジオやってました。未来型アイドル懐かしい。
旧劇場版「シト新生」と「Air/まごころを君に」について
- 「投げっぱなしジャーマンはよくない」と周囲に言われたのかわかりませんが、オチをつけるためにはじまったのが旧劇場版です。たぶん。
- 精神攻撃でやられたアスカの復活と無双状態、量産型エヴァの数の猛攻に押し切られてやられてしまう展開が印象的でした。ここで片目をやられています。式波さんの眼帯の伏線?
- 初日に行列に並んで見に行って、終わり方に呆然としてしまったのを覚えてます。その後ナデシコの映画も初日に見に行ったときに、前もいたね~特典もらえるかなぁと話しかけてくれたお兄さん、今も元気にしてますか。
- もうあまり覚えてないのですが、主題としては人と人の心の壁である「ATフィールド」をなくして、みんなで意識を共有する存在になるのがよいとサードインパクトが発動して、みんな溶け合って消えてしまった世界と、発動後の世界で「ぼくはここにいてもいい」と納得したシンジくんだけが生き残るという結末だったかと思ってます。
- 「他者と関わり合って生きていくこと」を選択したシンジくんの成長が感じられる結末でした。
- そして最後に生き残ったアスカに言われるセリフ「気持ち悪い」が印象的です。「ATフィールド」を自己を形作るものとして理解していたアスカは消えなかったのかな。
- 勝手に自己完結して終わらせてしまったシンジくんに、いつものつもりでゲキを入れるつもりで言ったのかなぁと思いました。あの世界で二人はどうやっていくのか。
そしてシン・エヴァンゲリオン
- 終わったと思っていたエヴァンゲリオンとの再会です。
- シンが始まる際に、序破Qを一気に見ました。
- これは成長したシンジくんとそれを認めるゲンドウの物語ですね。
- 碇ゲンドウ氏はエヴァの開発の中でなくした嫁さんであるユイを生き返らせたいためにいろいろ暗躍する甘ちゃんです。息子であるシンジも自分がもう一度愛した女性であるユイに会うための道具にしか見てませんでした。
- そんなゲンドウがついに言います。「他人の死と想いを受け止めるようになったか。大人になったな、シンジ」という台詞を。
- これは、ゲンドウ自身が「他人の死、ユイの死を受け止められてない」ことを暗に意味していますね。
- 「親が子を認める発言」なんて、当時エヴァを子どもの頃に見ていた人たちによると感じるものがあるんじゃないでしょうか。エヴァとともに年齢を重ねる感じです。
- そして、真希波さんって結局何だかわからずじまいでした。ゲンドウとユイと一緒にエヴァの開発に携わっていた感じでしょうか。
- カヲルくんもループする人類の世界から抜け出せたのかな、このへんは投げっぱなしジャーマンなところは変わらずです。
- インフィニティとイマジナリーってなんだったのかなぁ。解説本とか読めば載っているのかもですね。
- 旧劇の頃はそういうのを買い漁ったものですが、今はもう買わなくなってしまいました。大人になったというところでしょうか。
- 最近はグッズ類もあまり買ってません。
- 「エヴァ」=チルドレンの親の魂を封じ込めた存在から離れて、独り立ちして大人になれという結論がついておしまいです。
- さようなら、全てのエヴァンゲリオン。子どもは何もしないでも大人になっていくよ。
- 劇場版のポスターの構図はみんな同じなのね。
まとめ、庵野監督の作品の根底
- 「人は一人では生きてはいけないし、一人で生きてちゃいけないんだ」
- 庵野監督のエヴァの前作品ふしぎの海のナディアでサンソンが言ってました。
- 結局、これに尽きるよね。
- 旧作を見てない人は見ないでもいいと思う、旧かシンかどっちかで十分。
- そんなことより、ラブアンドポップ見ようぜ。実はまだ未視聴なんだ。
- コミックスは長いこと休載だったので、途中で見なくなってしまったんだけど、思い立ったら見ます。
藤本タツキ氏「ルックバック」の感想
世の中の流行の流れで、ルックバックを読んでみました。 氏の作品はファイアパンチ(1巻まで)、チェンソーマン(本誌でおおむねリアルタイム、途中抜けてるかも)、読み切りを読みました。
タイトルについて
- ルックバックは、物理的に振り返って見ること以外に、過去を追憶するという意味があるようです。
- 過去に起きた出来事の振り返りが象徴的な作品になっていると思います。
- そして机に向かいマンガを描くシーンが何度も繰り返されます。
- ここで振り返っても救いはなく、私たちは未来に向かって進むしかないことを意味しているのかなと思いました。
作品のあらすじ
- いろんなところに書かれているので、細かいことは避けます。
- 子どもの頃の周りからチヤホヤされて楽しい!という状態から始まり、それを奪うライバルの登場、ライバルが仲間になる流れ、そしてライバルの退場、主人公が将来と向き合うという展開なのであるが、一見少年誌的な流れなのであるが、ただ普通と違うのは、出てくる奴らがみんな狂気に侵されているところだと思っている。(藤本タツキ氏の作品に出てくるキャラはみんな少し狂っている)。
- 氏の作品には、感情移入できないキャラしか出てこない。みんな自分の感情に忠実で、理性のタガがはずれたような行動をとる。
- 夢に忠実な訳ではないところが、普通ではない。感情に忠実なのである。
- これがワンピースなら、ルフィは海賊王になるという目標があり、
- そして仲間たちはそれを応援する上で自分の夢をかなえるために行動する訳であり、
- ゾロだったら世界一の剣豪になるために行動する訳ですよ。
- ルックバックの主人公藤野さんは、漫画家になりたいという夢ではなく、最初自分より絵がウマい同級生が気に入らないという子どもじみた理由を基準に行動していく。そこに、ディオのような魅力的な行動はない。そういう行動には、おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ!となるはずだが、全くない。みんな感情的に行動していくのだから
- 我々の感情を素直に表現してくれる点で、氏の作品は人気があるんだと思う。
一見しての感想
- 主人公の2人、藤野さんと京本さん、ここから感じられるのは藤本弘氏と安孫子素雄氏コンビの藤子不二雄であるが
- 実際は合体させて、藤本で、作者である藤本タツキ氏の本人の投影なのかなぁと感じられた。
- マンガを書くために机に向かうシーンが象徴的に思いました。そして振り返らない。この辺がタイトル回収だろうか。
- 1つめの象徴的なシーンである、小学生時代、雨の中でライバルと思ってた京本から実は尊敬していたと告白され、雨の中でウッヒョーっと叫び狂うシーン、子どもの感情の爆発がとても印象的です。普通こんなん書かないよね。
- 大きな場面転換の、親友であり、ライバルでもある京本さんの退場シーン、マンガを描いていたら友人を死なせてしまった、小学生時代に指摘されたとおりやめておけばという点からのつながりなのかなぁ。
- 小学生時代の友人の彼女に悪意はないと思うのですが、好きなこと否定してくるの残酷だよね。
- そして、マンガを書かなかった場合のIFの回想シーンですが、IFでも結局絵が好きで絵で二人は繋がりました。
- 繋がるタイミングがずれただけで、IFの世界でもまた別離はあるんじゃないとちらっと思わせる展開でした。
- 結びとしては、結局役に立たないはずのマンガに対し、振り返らずに向き合うということでおしまいです。
- ハッピーエンドでもなく、バッドエンドでもなく、ただ前に進むしかないというモヤモヤを残して終わりました。
まとめ、藤本タツキ氏の作品の魅力
- 登場自分の感情の爆発の表現に尽きると思う。
- 登場人物は、みんな感情的に、ヒステリックになって動いていく。
- 感情を抑えている現代の人にとって、感情のタガがはずれた行動をとる登場人物に惹かれるではないだろうか。
- 冒頭にも書いたけど、そこに感情移入はできない、普通の人はそんな行動とれないから。
- チェンソーマンが子どものごっこ遊びの対象になるとは思えない。
- ファイアパンチは未読なので、読み直そうかな。これもいい感じで主人公がイカレています。
その他
犯人の扱い
- 犯人が統合失調症ではないかという点で、同じ病気の人からクレームがあるようだ。でも、個人的にはただの頭のおかしい人、気の触れたという印象だったので、考えすぎじゃない?
- 京都アニメーションの事件が引き合いに出されているが、学校に凶器を持って侵入という点から、個人的には池田小学校での無差別連続殺人のが思いついた。
タイトルの元ネタ
ロンギヌスの槍とスカイツリー
桜並木の風景、4月の隅田公園にて
コロナの影響によりどこにも行くところがないので、 その辺をお散歩するしかないので、寂しい限りです。
ちょっと前に行った隅田川沿いのお散歩風景でもアップしておきます。
コース
桜橋付近
変な形の橋がさくらばしです。振り返るとスカイツリーがよく見えます。
中間付近
そして隅田公園
お花見時期でしたが人多すぎじゃないですかね。 飲み食いしたいのはわかりますが、こんなんじゃコロナ患者は減りませんねぇ
忠臣蔵サミットというのがあったらしい。なんだそれは。 吉良邸は当時は豪華な屋敷だったのでしょうかが、今は見る影もないです。
ミズマチから帰る
新名所ミズマチを眺めて帰りました。むぅやのパンがおいしいらしいのでいつか食べよう。
ミズマチの入り口付近のふしぎオブジェです。 こんなの子どもの頃にやりました
香取神社の梅まつり、まだ咲き始めの小村井香梅園で風流を楽しむ
近くの香取神社で梅まつりがやっているということで、 お参りがてら行ってきました。早咲きの梅はもう散り始めという状況でした。 まだつぼみの木も多く、見頃はもう少し先かなぁ。3月上旬頃がいいかもしれませんね。
桜ではありませんが、昨今は寒暖の差が激しいので開花長く見られるのではないかと思います。
香取神社について公式ホームページ
あっさりしていますが、公式もあるようです。桜サーバですね。梅ではないのか。
御朱印などももらえるようです。御朱印巡りも流行っているので、巫女さんに迷惑にならない程度に気になる人は問い合わせてみたらどうかと。
テキヤなども出ていません。落ち着いて風流を楽しみましょう。
香梅園について
香梅園は、江戸時代にあった梅の名所「小村井梅屋敷梅園」が再現のようです。これは洪水で失われてしまいました。時代を感じますな。1994年に造られたものらしい。結構最近なのね。
コロナですがそれなりに賑わっていました。
梅まつりについて
開催時期は、2021年2月13日(土)~2021年2月28日(日)とのこと。 ポスターは3月末までになっていますが、誤りらしい。そんなに咲いてないもんね。 10時から16時までとなっていますが、園に入れるのは、14時半までという説もあります。 早めにいくのが言いようです。でも、外からでも十分きれいですよ。
香取神社の写真
写真は、先日購入した、Xiaomi Mi Note 10 liteでとりました。設定いじくってますが、無加工でお楽しみください。
流行のAI加工って当たり外れが大きいですねぇ。変にぼけたゴミ写真を量産してしまいました。ポートレートモードで撮ってましたが難しいですね。 通常のカメラモードで写してLightroomで加工のかいいのではないかと。
梅だけでなくお参りもしましょう。
入らなくても、外からも意外ときれいに見えます。
香梅園の写真
ハズレの写真
AIが勝手に加工してます。おまえどこにピントあってるの?という、おかしな写真ができました。きれいに撮れる反面、ハズレも多いようです。オートでピント合わないと延々と合いませんねぇ
紅枝垂がうまいこと撮れなくて残念でした。
アクセスなど
香取神社はこちらです。
OH!MYコンブ ミドル 第2話 感想、そしてしばらくお休み
OH!MYコンブ ミドル 第2話 コンブとオ・ト・ナ
先週華麗に復活したと思ったら、連載ではなく月一程度の連載のようです。 料理モノだと、やはりクッキングパパとかぶるからかな。
コウノトリが終わったと思ったら、リエゾン、アンメットと医療モノに力を入れているような気がするモーニングですが、紛争でしたら八田までが面白いのでもっと推していいと思うのですよ。
そして、不定期連載となっているテロール教授の怪しい授業が個人的に推しです。来週から再開です。テロール教授は癖が強すぎるので、読む人を選びます。 社会学の学術書を漫画にしような本なので、漫画として読むとつまらないです。 一学術書として読むと面白いかもしれません。こういう解釈もあるのだと勉強になります。ちなみに幼女戦記、売国機関は未読です。幼女戦記はアニメのみです。
後は望郷太郎でしょうか。オッサンになると癖が強い漫画が好きになってきますね。
メンメン登場、でも出て行ってしまった?
コンブが甲斐性なしだからでしょうか?
ウィキペディアだと結婚しているらしいのですが、読んだはずなのですが、全然覚えてません。
出て行ってしまったらしい、メンメンの写真だけ飾ってありました。多少中華娘っぽい雰囲気は残っているかな。過去の思い出の回想をしていると話が進まなくなるので、現状を進めてほしいところです。今週はメンメンがいないという振りだけでストーリーは進みませんでした…残念。
単身同士で語り合うミドル世代
コンブは30、40くらいの設定でしょうか。いきなり来訪してきた大家さんと酒を飲みながら愚痴を語り合う展開になってしまいました。
酒のつまみとして、今週のリトルグルメはアダルトもちピザです。
必要なものは、もちに生クリーム、とろけるチーズ載せてオーブンで焼く、ポテトチップスのトリュフソルト味をまぶすとのことです。
生クリームがミドル単身にはハードル高くない?冷蔵庫にないよ。ポテトチップスのトリュフソルト味もなかなか手が入らなそう。のり塩じゃダメなのかな。
当時のもちピザは、お餅にとろけるチーズをのせて、ピザチップスをかけるでした。 画像はWEB上では見つからず…電子書籍買おうかな。
話が膨らまない
リトルグルメじゃなくてアダルトグルメでい!とかして、クッキングパパ路線にいかないと話が膨らまないし、読者がつかめないんじゃないと思いながら、しばらくお休みです。
焼いてるふたりもあるから料理マンガも増えてきました。ちょっと被りすぎではないか。もったいぶらないで旧作のキャラをバンバンだすとか、出さないなら話の方向性をしっかり見せるとかしてほしいなぁと思いました。
次は3月18日発売号とのこと、テロール教授も再開するし、まったり待つことにします。
丑年だけに牛嶋神社へお参りに
今年は丑年ということで、お参りは牛嶋神社に詣でました。 いつもは亀戸天神なのですが。
たくさん来ておりました。
コロナ禍の中、結構たくさん来てました。普段ならばもっと多いのだろうか。
撫でると御利益があるという牛さん
なかなか撫でづらい雰囲気がある中、撫で撫でしてきました。一応消毒用アルコールも置いてありました。 うーん、神様だから感染はしないさ。
お目当てのお守り
お目当てのお守りも無事買えました。2,000円です。きっと12年間守ってくれるでしょう。 12年後も牛嶋神社に行けたら、仲間を連れてきます。約束はできませんが…
確か黒い牛さんがいるはずなのですが、 普段はどこにいらっしゃるのでしょうか。 ご存じの方がいましたら教えてください。